日本放送作家協会主催 作家養成スクール
「書き手と読み手の大人の事情」
元来能天気な私は入学当初、もしかして隠れた才能が開花しちゃったりしたりして? などと妄想を膨らませていましたが、それが幻想だとわかるのはすぐでした。
入学して半年経ち、書き手の創意工夫に圧倒されています。説教ではなく、説明調でもなく、それでいて面白いなんて、今までつまんない、と断じていた全ての作家に心から土下座したい気持ちで一杯です。
今はプロとアマの違いがおぼろげに視えた様に思います。自分なりに描くイメージを表現するべく、物書き千本ノックとでも言いましょうか、そんな修行の中にあります。違いが分かってもすぐに書けるようにはならないのです。書き手側の視点と言う新しい武具を装備して、読み手として文章をより味わうことが出来て、満足感が増しています。
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